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障がい児のワンオペ育児が辛い→ホームヘルパーを頼んだら楽になった

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障がい児のワンオペ育児って辛くないですか?

わたしは辛いです。

健常児の子育てもワンオペは大変ですが、障がい児は『◯歳であれば自分で出来るはず』のことが出来ないので、さらに大変な毎日。

通常の育児より、メンタルが落ち込むことも多々あります。

手のかかるきょうだいがいれば、もう穏やかな気持ちで育児などできません。

そこで、今年の夏頃からホームヘルパーを利用し始めました。

きっかけとなった主な理由は2つ

  • 次女(1歳児)のイヤイヤ期が到来。長女(障がい児)が放ったらかしになる時間が増えた。
  • 父(=旦那)の仕事が繁忙期に。仕事と育児の両立が困難となり、母のワンオペ育児となる。

転勤族の我が家は近くに頼れる親戚はいません。

コロナ禍で遠方の両親を呼び寄せることも不可能。

こんな状況になり、初めてヘルパーさんに来てもらうことになりました。

来てもらった感想を一言で言うと

まんまる

ヘルパーさんは神!

今まで頼んでいなかったことを後悔するほどでした。

この記事では、

  • ホームヘルパーを依頼したあとの生活の変化
  • ホームヘルパーのメリット・デメリット
  • ホームヘルパーを利用する際、疑問に思ったが解決したこと。

について書いています。

この記事がおすすめな人

・障がい児のワンオペ育児が辛い
・ホームヘルパーを頼んでみたいけど不安がある
・未就学児(小学生未満)がどんな介護をしてもらえるのか情報がほしい。

身体障害者手帳や療育手帳を持っている方で、ホームヘルパーの利用に興味がある人はぜひ読んでみてください。

この記事を書いた人

2児(4歳と1歳)の母。
長女は脳性麻痺(四肢麻痺・座る姿勢を保つ、手つなぎでの歩行は可能)
身体障害者手帳2級/療育手帳A
言葉でのコミュニケーションは少し可。
生活全般(食事・排泄・入浴など)介助が必要。
医療的ケアは無し。

まんまるです
タップできる目次

ホームヘルパーが対応してくれること

まんまる

ヘルパーさんってどんなことをしてくれるの?家事とかもやってもらえるの?

我が家の場合は、基本的に「長女の身辺介助だけ」とのことでした。

・入浴

・着替え

・食事介助

・歯磨き

・排泄

主にこの5点を頼んでいます。

掃除や料理といった家事援助は、家族も病気などで家事が出来ない場合に利用可能ということで、我が家は対象外でした。

見守りや子守りも対象外ですが、入浴と食事の間など、見守りが必要な時間がでてきます。

1歳の次女がヘルパーさんに抱っこを求めてしまうことも。

まんまる

1歳児に「ルールなので出来ません」と説明したところで理解できないよね。

このあたりは臨機応変に対応してくれるのでありがたいです。

わたしが食事の準備をしている間など、姉妹で遊んでるところを見守ってくれています。

ガチガチにルール通りじゃないとダメな事業所もあるようです。

相談員さんが我が家の様子を見て、子育て経験がある女性ヘルパーを派遣できる事業所を紹介してくれました。

ホームヘルパーが来る日と来ない日の比較

ヘルパーさんが来る日と来ない日で私の負担がどれだけ違うか表にしてみました。

ヘルパーさんを依頼している時間帯は17時〜19時の2時間です。

この時間帯に頼んだ理由は、保育園から帰宅して寝るまでの怒涛の時間に人手が欲しかったから。

ヘルパーさんが来ると、こどもたちの入浴・食事・就寝準備が2時間で全て完了します。

次の日の保育園の準備、台所の片付け、洗濯まで終えられることも。

まんまる

一人だと当然こんなにスムーズには行きません

夫に早く帰ってきてもらえたとして、まともに動き出せるのは19時以降なんてことも多いです。

就寝時間も遅くなり、私の体力もメンタルも削られていきます。

ヘルパーさんのおかげで生活の質はかなり良くなりました。

ホームヘルパーを依頼するメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 家事育児がスムーズになる
  • 体力が温存できる
  • 親子ともに精神的に安定する。
  • 自分の時間が出来る。
  • 多少気疲れする
  • 自宅内でのマスクの着用がしんどい

【メリット】親子ともに負担が減った。

一人で育児をするより全てがスムーズに進むので、精神的にも体力的にも楽です。

19時に「あとは寝るだけ」という状態になっているので、その後は子どもたちとゆっくり遊んであげられます。

以前は次女に手がかかり、長女が放ったらかしになってしまう時間が有りました。

その間、長女は寝転がってひたすら布団やシーツを噛み続け、何となく気持ちも不安定に。

今は、ヘルパーさんや私が長女に関わる時間が増えたので、精神的にも安定してきたように思います。

私自身も、子どもたちを寝かしつけたあと布団に倒れ込む日々でしたが、体力が残っているので自分の好きなことをする余裕が生まれました。

【デメリット】多少気疲れする。マスクの着用がしんどい。

やはり多少の気疲れはあります。

ですが、段々なれてくるのでさほど問題ありません。

保育園のお迎え後、17時までに絶対帰宅しなければいけないところが少しプレッシャーなくらいです。

また、コロナ禍ということで、ヘルパーさんがいる間はマスクをしています。

マスクをしている時間が長くなるので、ちょっと苦しいです。

でも、マスク着用の苦しさよりも、ヘルパーさんが来るメリットのほうが断然大きいので頑張れます。

ホームヘルパーを頼むときに疑問だったこと

4歳でもホームへルパーを利用できる?

年齢は関係なく、役所でヘルパーを利用する必要性があると判断されれば利用可能でした。

ホームヘルパーというと、高齢者だったり大人の障がい者の人が利用するイメージ。

まんまる

4歳児でも利用していいの?育児と介護の境目がわからない。

こんな疑問を持っていましたが、相談支援事業所に質問したところ、対象になる可能性は十分にあるとのこと。

実際に対象になるかどうかは役所で判定するため、聞き取り調査をしてもらいました。

私が役所に伝えた内容はこちら

  • 次女がイヤイヤ期を迎え、長女が放ったらかしになる時間がある。
  • 長女は生活全般に介助が必要。
  • 夫が繁忙期で、夕方ひとりで子どもたちの世話をしている。
  • 近くに頼れる親戚はいない。

他にも長女の普段の様子などを質問され、ありのままを回答。

1ヶ月20時間(1回2時間/10日間)のサービスが支給されました。

我が家が利用しているヘルパー事業所では、4歳児の利用は初めてでした。

障がい児の場合、小学生(高学年)以降から利用し始めるケースが多いようです。

ホームヘルパーにお茶菓子は出して良い?→受け取れない決まり。

まんまる

お世話になるし、お茶とかちょっとしたお菓子は用意したほうが良いよね?

わたしはこの部分がかなり気になりました。

たまに来る人ならいいですが、毎回いろいろ用意するのは大変。

しかし、

ヘルパーさん

食べ物や飲み物の用意は不要です。受け取れない決まりになっています。

ヘルパーさんの水分補給は自分で持って来たものを飲むので大丈夫とのことでした。

掃除や自分の身だしなみはどうする?

まんまる

毎回、来てもらうたびに色々整えなきゃいけないのは辛いなあ。

最初は失礼のないようにと頑張っていましたが、日中忙しくてバタバタお迎えにいくと、やっぱり掃除が行き届かないことが多いです。

そんなある日のこと

まんまる

部屋の中が汚くてすみません。

ヘルパーさん

私達は生活のお手伝いに来てるんだから、そんなに頑張らなくて良いんですよ

ヘルパーさんから、こんなありがたいお言葉が。

それ以来、肩の力が抜けました。

服装も部屋着に着替えます。(下の子のお風呂の世話もあるので)

利用者によっては家事援助が対象の人もいるので、ヘルパーさんは様々な家庭を見慣れている様子でした。

いろいろきちんと出来るに越したことは有りませんが、無理をする必要はありません。

女性のヘルパーさんが来てくれていることも有り、気を遣わずに済んでいます。

【まとめ】ワンオペ育児が辛いなら、大至急ホームヘルパーを頼んでみよう。

我が家はヘルパーさんのおかげで、かなり負担が減りました。

『自分以外の大人がもう一人いる』というだけで安心感が得られ、本当にありがたいです。

障がい児の子育ては何かと辛い場面が多いもの。

『まだ一人でも頑張れそう』と思えるうちに頼むことをおすすめします。

申請にはそれなりに手間と時間がかかるので、ギリギリ限界になってからでは大変です。

まずはお近くの相談支援事業所に連絡し、相談してみてくださいね。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 実兄が自閉症だったの両親が苦労していました。
    結果は母は鬱になりました

    その時代はホームヘルパーってあったなのかな?
    定かではないのですがメジャーではありませんでした。

    親(特にお母さん)は本当に頼れるうちヘルパーさんに頼ってほしいですえねぇ~

    • ぱぐ兄さん
      記事を読んでくださり、さらにコメントまで書いていただきありがとうございます。
      (初コメントです。嬉しい、、、。)

      昔は今ほど福祉サービスが充実していなかったので、ご両親もぱぐ兄さんも本当に大変でしたよね。

      今も福祉サービスの情報を当事者が知らずにいるケースは多々あります。

      辛い思いをしているご家族に情報が届いてほしいと願うばかりです。

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