【障害児】3歳半健診の流れと健診の様子のまとめ
ご訪問ありがとうございます。
先日長女の3歳半健診がありました。
事前準備から健診の様子をまとめてみました。
長女がどんなふうに健診を受けたのか、興味がある方はご覧ください。
では見ていきましょう!
3歳半健診はどんなことをするの?
届いた書類には、以下のように書かれていました。
・小児科健康検査
・聴覚検査
・視覚検査(再検査が必要な方)
・育児相談等
例年ですと歯科健診も行うのですが、今年はコロナの影響で、各自で登録医療機関で行うとのことです。
続いて持ち物
・母子手帳
・問診表5枚
①3歳児健康診査問診票
②聞こえ方と言葉の調査
③3歳児視力健診表(自宅で検査する)
④こころとからだの相談問診票
⑤健やか親子21(第2次)に基づく調査のお願い。
・尿(当日朝に採尿)
・体調チェックシート(当日の体温などを記載し受付で提出)
・バスタオル(診察や計測で使用)
事前に書かなければいけない書類が、まあまあ多かったです。
視力検査を試してみた。
視力検査は事前に自宅で行います。
視力検査のやり方についても資料が同封されていました。
やってみましたが無理でした(分かってたけどね)
紙が気になってしまい「かして~、かして~」と言われて終了。
最大の難関、尿検査に挑戦!
この3歳児健診。最大の難関があります。
そう、尿・検・査です。
尿検査を行う理由や方法は資料が同封されていました。
資料を見てみると
『採尿は朝起きてすぐの尿(早朝第一尿)の中間尿(出始めは捨てて、中間から後半に出る尿)を容器の3分の2までいれてください』
先日書きましたが、トイレトレーニングに失敗し、今は休止状態です。
レベル1でラスボスに挑むくらいの無理ゲーですよ。
正直、朝一とか中間尿とかは無視です。
『取れなかったら後日の3歳児健診会場にご持参いただくか、検査機関に直接ご持参いただくことになります』
と書いてありますが、その『後日』がいつ来るのかは分かりません。
もう採れる範囲で採る!
たとえ正確な結果が出なかったとしても、永遠に提出できないよりかマシでしょう。
オムツでの採り方が書いてある時点で、中間尿じゃなくてもいいってことだしね。
※事前に練習すれば良かったのかもしれませんが、そんな気力は無かったため、当日ぶっつけ本番で挑みました。
とりあえず、オムツで採尿するやり方が書いてあったので試しましたが失敗しましたね。(分かってたけどね(二度目))
オムツにラップを敷いてその上にガーゼをつけるらしいですが、取っちゃいますよ。そんなものは。
案の定、秒で取られました。
朝から何度もトイレに連れていき、長女が嫌がり始めた頃、ほんのわずかの尿が取れました。
出た瞬間、長女も自ら拍手をしていましたね(笑)
容器の3分の2入れると書いてありましたが、5分の1くらいしか無かったです。
足りないって言われても、これ以上は無理ですけど。
準備完了!?いざ保健センターへ出陣!
受付
時間差で招集されているようで、待っている人はいませんでした。
検温をしてから受付へ。
事前に書いた書類と共に採尿を提出しました
(なんて言われるかドキドキ)
(そうだ!先手を打とう!)
(全力で申し訳なさそうに)
あっさり終了しました(笑)
全力の申し訳ない演技は茶番でした。
採尿はほんとに少しで良いようです。
よかった~。
保健師さんとの面談
資料などを貰い、待機スペースへ。
数台のベンチが並んでいました。
1家族1台と注意書き。
ソーシャルディスタンスが保たれています。
というか、そもそも他に待っている人がいなかったですね。
もうこれからずっと時間差集合だとありがたいな。
座って1分くらいで呼ばれました。
ここでは、以下のようなことを答えました。
・保育所等に通っているか?
・かかりつけの病院は?
・どのくらいのペースで病院に通っているか?
・視力検査について
・育児について頼れる人や相談できる人はいるか?
・発達支援センターではどんなことを言われているか?
既に診断名がついていることもあり、子どもに直接話しかけて発達を見るようなことは無かったです。
※最初に長女に向かって挨拶をしてくれましたが、長女が華麗にスルーしたため、その後は触れられませんでした。
視力検査については『試したが出来なかったこと』と、『目の病気で定期検査を受けていること』を伝えたため問題なく終了しました。
※目の病気についてはこちら
一般の健常児の子がどんな話しをしているかは不明ですが、我が家はこんな感じでした。
聴力検査
保健師さんとの面談を終え、聴力検査の部屋へ移動しました。
部屋にいたのは2~3人。ほとんど待たずに検査へ。
私は勝手に自分の健康診断の聴力検査をイメージしていました。※ヘッドホンをして音が鳴ったらボタンを押すやつ。
そんなやり取りをしましたが、検査は拳銃みたいな形の機械を耳の穴に当てるだけ。
(あっ、これ中耳炎になった時に散々耳鼻科でやったやつだ。。。)
長女も嫌がることなく終了しました。
身長・体重測定
続いて、身長体重測定へ。
ここで、ソーシャルディスタンスを保ちながら10組ほどの親子が待っていました。
どうやらこの後の医師の問診待ちのようです。
大きめのジョイントマットが1家族1枚与えられ、その上で下着姿になり待ちました。
計測はすぐに呼ばれ、待ち時間はほぼ無し。
支えれば立つことが出来るため、身長は立って測定。
体重計は家庭用の数倍サイズのもので、座って測ることが出来ました。
この後、医師の問診までそのまま下着姿で待つことに。
オムツ姿はうちだけかなあと思いましたが、何となく周囲を見た感じでは半々という印象でした。
3歳半くらいだと外出時はオムツという人が、まだまだ多いようですね。
医師の問診
先生が丁寧に問診をしていたようで、ここでかなり待ち時間がありました。
長女がぐずるかなと思いましたが、意外と大人しく待っていましたね。
2歳半健診の時は玩具が用意されいて、みんな自由に遊んでいましたが、今回は感染防止のため無かったです。
30~40分ほど待ち、やっと呼ばれて問診へ。
たまたま次女のかかりつけの先生でした。
地域でとても評判の良い先生です。
丁寧に話しを聞いて下さるので、待ち時間が長かったことに納得。
長女は初めて診て貰いましたが、これまでの経過を母子手帳で確認し、
と言って貰えました。
歯科健診の案内と母子手帳返却
最後は、歯科健診についての案内と母子手帳の返却で終了です。
指定歯科医院の一覧表を渡されましたが、指定機関にかかりつけのこども病院が入っていません。
こども病院の歯科に3ヶ月に1回通っていることは伝えていたので、かなり気を遣って説明されました。
なるほど。分かった。
保健師さんから『行かなくてもいいよ』とは言えないよね。
よし、母子手帳の記録はこども病院の先生に書いてもらおう。
ということで、私の中で勝手に行かないことに決めました。
帰宅
長女は車に乗った瞬間に寝ました。
ずっと表情が硬く大人しくしていた為、緊張していたのだと思います。
私はというと、体力は消耗しましたが精神的な疲弊はありませんでした。
特に他の子と比較して落ち込むことも無かったですね。
ソーシャルディスタンスのおかげか意識して周りを見ない限り、他所の子が視界に入ることもなかったですし。
過去に健診に行くのが辛かった時期もあり1歳半健診はサボりましたが、だいぶメンタルが鍛えられたなあと思います。
まとめ
コロナの影響で健診のやり方も随分変わっていました。
ワイワイした雰囲気はなく、静かに粛々と行われていた印象です。
スタッフの方はみんなマスクやフェイスシールドをつけていました。
一か所に集合して一度に案内することが出来ない為、誘導やサポートをするスタッフの人数は多かったように思います。
あと、現在私が住んでいる地域では1歳半健診以降が集団健診になるのですが、今年は1歳半健診も提携医療機関で個別に行えるようになったみたいですね。
長女は既に病院や発達支援センターに行っていることもあり、再健診を言い渡されたり、何か新たにアドバイスを受けるということは何一つありませんでした。
でも、とても丁寧に色々配慮して頂きながら健診を受けることが出来たと思います。
肢体不自由児の場合は、かかりつけの病院がある人が殆どだと思うので、健診自体意味あるのかなーという感じではありますが、市の人にも長女の状況を把握してもらう意味合いで行ってきました。
結構長女を連れて歩くと、職員さんに覚えてもらえることが多いのです。
窓口などで「前回〇〇の申請の時も担当しました~。覚えてますか?」と言って貰えます。
何か有事(災害時等)の時にお世話になる可能性があるので、覚えてもらうことにメリットはあるのかなと思っています。
あまり需要があるかどうかは分かりませんが、『障がい児の3歳児健診てどんな感じかな?』と気になった方の参考になれば幸いです。
次回は『発達の遅れで乳幼児健診に行きたくない時は行かなくていい?』というテーマの記事を書きたいと思います。
興味がある方は是非ご覧ください。
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